風邪とはどんな病気なの?
どんなに健康な方でも風邪を引いたことはあるはずです。
では、風邪とはいったいどんな病気なのでしょうか。
風邪は正式には「風邪症候群」といいます。
一般的に鼻水、鼻づまり、くしゃみ、咳、痰、のどの痛み、発熱などの症状が出る上気道の急性炎症の総称です。
風邪の原因の多くは、ウイルスの上気道感染です。
ウイルスが粘膜から感染して炎症を起こすため、頭痛、倦怠感、食欲不振などの症状も出ることが多いです。
この状態を「お腹の風邪」などと呼ぶこともあります。
ウイルスに感染後2日以内に症状が出て、回復までには1週間程度かかります。
安静にしていて自然に治ることも多いですが、「風邪は万病のもと」と言われるだけあって、持病がある方などは注意が必要で、肺炎に進行し重症化した場合は命に関わることもあります。
風邪のとき、何科で診察してもらうのがいいの?
鼻水、鼻づまり、くしゃみ、咳、痰、のどの痛み、発熱などの風邪の症状がある場合、一般的に内科を受診することを思いつくことが多いのではないでしょうか。
風邪の症状があるときは、基本的に内科、耳鼻咽喉科などどの診療科に受診するので問題はありません。
「喉が痛い」「鼻水が止まらない」など喉や鼻の症状が強いときは耳鼻咽喉科、咳、身体のだるさ、熱などの症状が強いときや呼吸器や全身の症状があるときは内科を受診するのがいいでしょう。
ただ、どちらの診療科であっても診察や治療はできるので、この診療科でなければならないといったことはないので安心して受診して下さい。
どの診療科であっても受診の際、気をつけていただきたいことがあります。
第5類に移行したとはいえ新型コロナウイルス感染症も感染がゼロになったわけではありません。
また、季節性インフルエンザやマイコプラズマ肺炎など風邪とよく似た症状の感染症もたくさんあります。
もし、発熱の症状があるようでしたら事前に電話で伝えるか、受診前に受付で発熱していることを必ず申し出てください。
浜松市のATSUSHIメディカルクリニックでは
風邪でも診察してもらえる?
浜松市にある当院ATSUSHIメディカルクリニックのメイン診療科は消化器内科です。
しかし、内科・外科の診察、治療もおこなっています。
そのため、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、咳、痰、のどの痛み、発熱など風邪の診察、治療も当院で可能です。
また、風邪の場合でも食欲不振、腹痛、吐気などの症状がみられることもあります。
そんな場合は、一般内科よりも消化器内科のほうが適切な治療をすることができます。
浜松市近郊にお住いの方であれば、「風邪だけど、消化器内科では診察してもらえないかも」とは思わず、安心して当院ATSUSHIメディカルクリニックに受診して下さい。
ただし、先述したように発熱の症状がある方は必ず事前にお電話でご連絡いただくようにお願いいたします。
まとめ
「鬼の霍乱(かくらん)」と言われるように、どんなに健康な方でも程度の差こそあれ風邪を引いてしまうことはあります。
症状の重くない風邪ならば市販薬を服用したり、安静にしたりすることで回復することも多くあります。
しかし、症状がひどい場合は自己判断で市販薬での治療をするよりも、病院で受診することをおすすめします。
風邪の場合ですと一般的に内科に受診することが多いかと思います。
咳や喉の痛みなどの症状では消化器内科の受診はためらわれるかもしれませんが、問題ありません。
消化器内科でも一般内科の診察も行っていますので、安心して浜松市のATSUSHIメディカルクリニックにお越しください。