消化器内科

肝機能異常とはどういうもの?健康診断で指摘されたときには

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健康診断の結果、肝機能異常だと言われたことはありますか。
肝臓には神経が通っていないため、もしなんらかの異常があったとしても、痛みを感じることはほとんどありません。
そのため「無言の臓器」とも言われるように自覚症状に乏しく、検査以外で病気の発見をすることが難しい臓器なのです。
健康診断などで肝臓に異常があると指摘されたときには、自覚症状がなくても注意しなければなりません。

この記事では、肝機能異常とはどういうものなのか、指摘を受けたときに考えられる病気についてなどを紹介します。
後半部分では、消化器内科を受診するメリットについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

肝機能異常とは

血液検査でAST(GOT)、ALT(GPT)、γGTPなどの数値が正常の範囲外であるときには、「肝機能異常」と呼びます。
これらの数値が正常の範囲内であるときは、とくに問題はありません。
しかし、このうちのひとつだけでも異常値を示しているときには、肝臓になんらかの問題が起こっていると考えられるのです。

肝機能異常で考えられる病気とは

肝機能異常と指摘を受けたときには、どのような病気が考えられるのでしょうか。
代表的なものについていくつか紹介します。

脂肪肝(脂肪性肝障害)

肝臓の細胞に中性脂肪が過剰に沈着してしまった状態のことです。
正常な肝臓にはない中性脂肪が肝臓に存在することで、もともとある細胞がダメージを受けてしまいます。
そうなると、肝臓が正常に働くことが難しくなります。

原因にはアルコール、肥満、高血圧、脂質異常症などが関係しています。
脂肪肝の一種である非アルコール性脂肪肝炎(NASH)という病気は放置しておくと肝硬変や肝臓がんになる危険もあります。

ウイルス性慢性肝炎

肝炎ウイルスに感染することで、肝臓の細胞がダメージを受けてしまう病気です。
ダメージを受け続けることで、少しずつ肝臓の細胞が破壊されてしまいます。
将来的には肝硬変や肝臓がんになるかもしれません。
輸血や注射針の使いまわしなどが原因とされており、治療には注射や内服薬が使われます。

上記以外にも肝機能異常と指摘を受けたときには、なんらかの病気が隠れている可能性もあります。
不安なときには、早めに病院を受診して精密検査を受けるようにしましょう。

肝機能異常と言われたら消化器内科へ

健康診断で「肝機能異常」・「要検査」と指摘を受けたときには、早めに病院を受診して肝臓にどのような異常が出ているのかを調べる必要があります。
肝機能異常を詳しく調べたいときには、消化器内科がある病院を受診しましょう。

消化器内科で精密検査を受けると、肝臓がどのような状態にあるのかがわかります。
とくに中高年になってから健康診断で再検査の指摘を受けたときには、肝臓だけに限らず、お腹の中全体を調べて異常の有無を確認したほうがよいでしょう。
マルチスライスCTという機械がある病院は、お腹の中全体はもちろん肝臓などの気になる場所を隅々まで検査できるのでより安心です。

まとめ

健康診断の血液検査などで肝機能異常だと指摘を受けたときには、医師の指示に従って精密検査などをおこなうようにしましょう。
肝機能異常では、「脂肪肝」や「ウイルス性慢性肝炎」などの病気の関与が考えられます。
これらの病気の中には、未治療のまま放置しておくことで将来的に肝硬変や肝がんなどになってしまうものもあります。
気になるときには、なるべく早めに病院を受診して治療を開始するようにしましょう。

静岡県浜松市にある当院では、健康診断で肝機能異常と指摘を受けた方の精密検査もおこなっています。
マルチスライスCTなどの医療機器も導入しているので、病気が心配な中高年の方もお気軽にご相談ください。
肝機能異常以外に気になる検査結果があるときには、合わせてご相談いただくことも可能です。
ぜひお気軽にご利用ください。

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