胃カメラを受ける病院・クリニックの選び方:鎮静剤の使用
胃カメラ検査を受ける前は、どうしても憂鬱な気分になります。
「怖い」「苦しそう」「何度もえづいてしまいそう」など、一般的に胃カメラ検査にはあまりいいイメージがありません。
しかし、胃カメラ検査も全身麻酔にすれば、寝ている間に検査が終わるので、とても楽に受けられます。
胃カメラ検査においての「全身麻酔」は、手術で使われる麻酔とは違ったものです。
胃カメラ検査は手術のような麻酔ではなく、興奮を鎮めたり、眠気を催したりする効果のある鎮静剤を静脈に注射し、ぼーっとしている状態で検査をします。
そのため、鎮静剤を使用していない場合より、検査時の苦痛が少なくて済みます。
ほとんどの病院・クリニックでは、胃カメラ検査をするときの鎮静剤使用については、検査を受ける患者様が決められます。
そのため、胃カメラ検査の不安や苦しいイメージがあるという方は、鎮静剤を使用している病院・クリニックを優先して選ぶといいでしょう。
胃カメラを受ける病院・クリニックの選び方:専門医資格
胃カメラ検査をおこなうのは「消化器内視鏡医」です。
胃カメラや大腸カメラなど内視鏡検査のしっかりとした知識を持ち、さらに多くの経験を積んだ医師が「消化器内視鏡医」です。
その「消化器内視鏡医」の中でも、日本消化器内視鏡学会が定めた研修や試験を受けて認定されたのが「消化器内視鏡専門医」です。
また、「消化器内視鏡医」の中でもより優れた腕を持ち、研鑽しているのが「消化器内視鏡専門医」です。
健診や人間ドックではなく、腹痛などの症状がある場合の胃カメラ検査は、保険診療が適用されるので、どの病院・クリニックで受けても、どの医師に検査してもらっても料金は同じです。
「消化器内科専門医」が胃カメラ検査をしたからといって、別料金が発生するわけではありません。
そうなると、同じ胃カメラ検査を受けるのであれば、より優れた腕を持つ「消化器内視鏡専門医」の検査を受けたいと思うことでしょう。
浜松市で胃カメラ専門医のいるクリニックは?
胃カメラ検査を行う「消化器内視鏡専門医」がいる病院・クリニックは、どのように探したらいいでしょうか。
病院・クリニックのホームページ から胃カメラ検査をする医師が、どのような実績を持っているかを知ることができます。
医師の実績とは、どの病院で、何年、どのような診察や治療をしてきたかです。
この医師の実績を確認することで、胃カメラ検査がうまいかを推測することができます。
「消化器内視鏡専門医」は、大学病院など総合病院には必ずいます。
しかし、総合病院になると、外来で診察した医師と胃カメラ検査をする医師が異なる場合がほとんどです。
一方、大学病院や総合病院ではなく、専門医のいる一般的な病院やクリニックだと、診察と胃カメラ検査をする医師が同じ人であることは多いです。
静岡県浜松市にある当院ATSUSHIメディカルクリニックは、「消化器内視鏡専門医」が診察をして、胃カメラ検査をします。
身体に負担をあまりかけずに安心して胃カメラ検査を受けたい方は、ぜひお越しください。
●まとめ
胃カメラ検査は、苦しそう、怖いなどあまりいいイメージがないかもしれません。
なるべく不安や苦痛がない状態で、検査を受けたいものです。
苦痛なく、安心して胃カメラ検査を受けるためには、「消化器内視鏡専門医」がいて、鎮静剤を使用している病院、クリニックを選ぶといいでしょう。