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インフルエンザやコロナワクチン接種は受けたほうがいいの?
寒い季節になると流行するインフルエンザや、感染症の分類が5類に移行したものの流行の波がある新型コロナウイルス感染症。
どちらもワクチン接種が推奨されていますが、受けたほうがいいのか悩むところです。
「ワクチンを接種してもかかるなら、受けなくてもいいんじゃないの?」
「本当に効果があるの?」
「副反応のほうが怖い」と思う方も多いのではないでしょうか。
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症はワクチン接種をすることにより、発症を抑えられる、重症化を防げる、周囲の人への感染を防げるという3点の効果が期待できます。
特に65歳以上の高齢者の方、呼吸器・循環器系、血液疾患、肝臓・腎臓病、代謝障害、糖尿病、神経学的疾患・神経発達障害の基礎疾患を持つ方は、発症し、重症化することで死に至る場合も少なくありません。
そのため、ワクチン接種を推奨されており自治体から接種券も交付されています。
また、インフルエンザは、5歳未満の子供、妊娠中の女性は合併症を引き起こすリスクが高いと言われています。
ご自身がリスクの高いと言われる年齢ではなくても、家族や周囲にその年齢の方がいる場合、やはりワクチン接種しておくことをおすすめします。
令和6年現在、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種は、65歳以上の高齢者のみ定期接種となり、毎年秋冬の1回接種で接種券が交付されます。
それ以外の方は任意接種となり、全額自己負担による接種となります。
自己負担額が15,300円ほどです。
また、インフルエンザワクチンも65歳以上の高齢者と60歳~64歳で一定の基礎疾患のある方には接種券が交付されています。
それ以外の年齢の方は任意接種となります。
特にインフルエンザは一旦流行が始まると短期間に多くの人への感染が広がります。
任意ではありますが、どの年齢層の方でもワクチン接種することで周囲への感染予防対策となるので、接種することをおすすめします。
浜松市のATSUSHIメディカルクリニックではインフルエンザやコロナワクチン接種ができる?
多くの病院・クリニックで、インフルエンザワクチン・コロナワクチン接種はできますが、事前予約が必要です。
また、インフルエンザワクチン・コロナワクチンを同時に接種できる病院・クリニックもあります。
浜松市の当院ATSUSHIメディカルクリニックでもインフルエンザワクチン・コロナワクチンの接種ができますが、事前予約が必要です。
また、同時接種は対応しておりませんので、別日での予約が必要になります。
3歳未満のお子様の接種は行っていませんが、3歳以上であれば接種可能です。
浜松市の当院ATSUSHIメディカルクリニックでもインフルエンザワクチン・コロナワクチンの接種ができますが、事前予約が必要です。
また、同時接種は対応しておりませんので、別日での予約が必要になります。
3歳未満のお子様の接種は行っていませんが、3歳以上であれば接種可能です。
また2024年から鼻にスプレーするタイプのワクチン「フルミスト」が出ましたが、当院ではお子様でもこちらのワクチンの接種は対応しておりません。
コロナワクチンは、65歳以上の高齢者は秋冬の期間の定期接種となります。
インフルエンザは、例年11月から12月ごろに感染者が増え始め、1月から2月に感染のピークを迎えます。
感染が増え始める11月末までには接種をしておくことをおすすめします。
インフルエンザやコロナワクチン接種後の注意点は?
インフルエンザワクチンでは接種した部位の発赤、痛み、腫れなど、コロナワクチンでは接種した部位の発赤、痛み、腫れなどのほか、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛みなどの副反応が出ることがあります。
いずれの症状も数日で治まっていきますが、なかなか症状が治まらない場合は、接種した病院・クリニックに問い合わせて、受診をおすすめします。
接種後の生活の制限はなく、普段どおりの生活をして構いません。
飲酒に関して接種当日は控えめにしておいたほうが安心です。
まとめ
手洗い、うがい、マスク着用、ワクチン接種などどんな対策を取っても、完全に感染を防ぐことができないのが、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などの感染症です。
ワクチン接種しても感染しないわけではないため、ワクチン接種をためらう方も少なくないでしょう。
しかし、ワクチン接種することで周囲への感染拡大を防げたり、重症化を防いだりすることができます。
3歳以上のお子様であれば、浜松市の当院ATSUSHIメディカルクリニックのような消化器内科でも接種することができます。