人間ドックの最新設備とは？
静岡県浜松市のATSUSHIメディカルクリニック、院長の鈴木淳司です。
人間ドックは、会社などの健康診断とよく似ています。
会社の健康診断は、企業が労働者に受けさせなくてはならない義務がありますが、人間ドックは企業側に義務はありません。
個人が自分のために自由に受けることができる健康診断を考えると分かりやすいでしょう。
会社の健康診断は病気を見つける目的で10数項目の検査を行いますが、人間ドックはより多くの項目の検査を行います。
人間ドックでより詳細な検査が行えるよう、その設備や検査内容も年々進化しています。
頭部CT、MRI、MRAなどの脳ドック、PET検査、採血でわかる心筋梗塞、心不全などの疾患のリスク、AIによる生活習慣病リスク、認知症リスクの解析など体内を詳細に検査することができます。
人間ドックの最新設備と言われると、CT、MRI、胃カメラなどの検査設備だけが新しくなることばかりをしてしまいがちですが、それ以上に採血データや画像などを分析する機器がより進化しており、詳細なデータを出すことができるものになっています。
人間ドックの最新設備でできる検査は？
最新設備を備えた人間ドックでは、日本人の死因の多くを占めるガン、心臓病、脳血管疾患の早期発見のプランを選べることが多いです。
ガンの検査としては、腹部CT、エコー、内視鏡検査、腫瘍マーカー検査など、心臓病検査としては、血圧脈波検査、超聴診器、高感度信金ポロトニン、冠動脈石灰化スコア、BNPなど。
脳血管疾患検査としては、頭部MRI、MRA、頸部MRAなどがあります。
他にも、AIを活用した検査で認知症検査、生活習慣病リスクをデータとして見える化できる検査、自分に合った腸活を行うための腸内フローラを調べる検査、アルツハイマー型認知症前段階の軽度認知障害(MCI)のリスクを調べる検査などがあります。
また、血液検査から足りない栄養素のレポートとそれを補うおすすめサプリメントを提供するものなど、現在の体調だけでなく、今後起こる可能性のある病気の発見、生活習慣を改善するための情報提供などを医師からの口頭での説明だけではなく、レポートなどにしてわかりやすく検査結果も報告されるので、今後の生活改善にも大きく役立つものとなっています。
浜松近郊で最新設備を備えている人間ドック施設はどこ？
人間ドックの検査項目、内容は各施設によって異なります。
なかには採血、レントゲン、CT、内視鏡検査、エコーなどの検査だけとしている病院もあります。
それでも会社の健康診断に比べれば、より詳細な検査が行われることになります。
人間ドックの最新設備を備えているのは、どうしても東京など都心部の施設が多いです。
しかし、浜松市近郊でも都心部の施設に近い人間ドックを行うことができる施設があります。
浜松市東区にある当院ATSUSHIメディカルクリニックでは、併設されている市野健診センターで、内視鏡検査を中心に全身の詳細な検査を受けることができます。
また、人間ドックにオプション検査をつけて、アレルギーや体の気になる部位の検査を受けることもできます。
まとめ
病気のリスクを少なくするため、現在の健康状態を確認するためなどさまざまな理由で人間ドックを受けられる方がおられます。
1年に1回は勤めている会社での健康診断は義務づけられていますが、30代からはより詳細な健康状態、病気のリスクを調べられる人間ドックも併用することをすすめられています。
医療機器の進化によって、血液だけでもガンや糖尿病だけではなく、さまざまな病気のリスクを調べられるようになりました。
せっかく検査を受けるなら、検査項目が多いほうがいいでしょう。
ATSUSHIメディカルクリニックでもさまざまな検査を受けることができます。
浜松市近郊にお住いの方は、ぜひ人間ドックの受診先として当院ATSUSHIメディカルクリニックの利用を検討してみてはいかがでしょうか。