スタッフの違い
静岡県浜松市のATSUSHIメディカルクリニック、院長の鈴木淳司です。
大腸カメラの検査は、検査前の準備がまず大変です。
大腸の中を空にしなければ検査ができないので、下剤を飲み、大量の便を出す必要があります。
大腸カメラは、肛門からカメラを挿入して、検査を進めていきます。
口とは違い、自分の意志で肛門を大きく開いたりすることは難しく、大腸カメラの検査でなるべく身体への負担を少なくするには、担当する医師の技術力が重要です。
しかし、それ以上に重要になってくるのが、医師をサポートする看護師やスタッフのスキルです。
大腸カメラをなるべく楽に受けるには、できるだけリラックスした状態のままでいることがコツです。
そのために、検査中の声かけ、大腸カメラがスムーズに通りやすい姿勢を保てるようにする、つらくはないか、患者様の表情を読み取る、背中をさするなどのサポートが重要になってきます。
この大切なポイントを熟知しているのが、経験豊富な看護師やスタッフです。
医師の技術力だけでは、スムーズに大腸カメラの検査はおこなうことができません。
大腸カメラ検査を受ける病院・クリニックの選び方のポイントに、経験豊富な医師だけではなく、看護師やスタッフも経験豊富であることがあげられます。
設備の違い
大腸カメラは、先述したように検査前の準備が大変です。
下剤を服用し、大腸を空にする必要があります。
つまり、検査前には何度もトイレに行かなければなりません。
一般的な病院・クリニックだと、大腸カメラを受ける方専用のトイレは少なく、他の検査を受ける方の様子を伺いながら、トイレを利用しなければなりません。
一方、大腸カメラの設備が充実している病院・クリニックなら、大腸カメラの検査を受ける方専用の準備室を用意しています。
トイレ付個室であれば、他の患者様に気兼なく、トイレに行くことができます。
小さなことですが、これで大腸カメラを受ける不安が少し解消されます。
それ以外にも設備の点ではカメラの性能によっても、検査結果が変わる場合もあります。
高精度のカメラであれば、より小さな病変も発見することが可能です。
なるべく身体への負担をかけないようにする処置の違い
大腸カメラの検査を受ける時は前日夜に下剤を飲んで、さらに検査前の処置として1000mlほどの下剤を服用します。
下剤の量も多いですし、何度もトイレに行くのはかなり身体に負担がかかるでしょう。
なるべく身体への負担がかからなくするために、胃カメラで下剤を直接十二指腸に注入する方法があります。
胃カメラを使用するので、胃カメラ検査も同時にできるメリットもあります。
さらに検査のための準備の時間が短くてすむので、検査終了までの時間も短縮できます。
下剤を服用しなくて済むのであれば、身体への負担も減らせます。
まとめ
大腸カメラは、健診や腹痛などの症状の検査のために受ける検査です。
検査前には下剤で大腸を空にしなければならないうえ、検査用のカメラを肛門から大腸に挿入する検査なので、腹部の違和感、検査中に注入する空気による腹部に張りを感じるなどは避けては通れないものです。
そうなると、なるべく身体への負担をかけない検査を受けたいと思われるでしょう。
浜松市にある当院ATSUSHIメディカルクリニックは、年間3,000例以上の内視鏡検査を行ってきた熟練の技術を持つ経験豊富な医師が検査します。
また、医師をサポートする看護師やスタッフも大腸カメラ介助の経験は豊富です。
当院では下剤を飲むことが苦手な方のために麻酔で鎮静した後、胃カメラで直接下剤を十二指腸に注入する方法も取り入れています。
さらに静岡県内の医療機関として初めて、次世代の内視鏡システムであるオリンパス社最上位機種を導入しているだけではなく、個室の準備室もあり、設備も充実しています。
これから大腸検査を受けようと思っている方はぜひ当院ATSUSHIメディカルクリニックにご相談ください。