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胃カメラを受けないリスクとは?

投稿日:2025年9月18日 更新日:

おなかの不調をなんとなく放置してしまう訳

静岡県浜松市のATSUSHIメディカルクリニック、院長の鈴木淳司です。

胃の調子がすぐれないと感じていても、仕事や家事に追われる日々の中で受診のタイミングを逃してしまう人は少なくありません。

強い痛みや明らかな異常があれば医療機関を受診しますが、軽い違和感や不快感程度であれば、疲れや飲食の影響、年齢によるものだと考えてしまいがちです。

さらに、医師から検査を勧められた際に、胃カメラを想像してためらう人も多くいます。

過去の経験から、つらい・苦しいといった印象が残っていると、受診そのものに心理的な抵抗を感じてしまうこともあるでしょう。

しかし、不調を放置することで、思わぬ病気が進行している可能性もあります。

なんとなく続く違和感であっても、体からの重要なサインであることがあります。

忙しい中でも体調の変化には目を向け、早めに受診することが大切です。

胃カメラでしか見つけられない病気がある

胃カメラに対して苦しい、怖いというイメージを抱く方は少なくありません。

とくに口からの検査では、カメラが喉を通るときに吐き気を感じやすく、検査中ずっと不快に感じることもあります。

実際に、以前の胃カメラ検査ではそうしたつらさを経験した人も多いでしょう。

しかし近年では、鼻から挿入する経鼻内視鏡が導入され、検査時の負担が大幅に軽減されています。

経鼻内視鏡では喉を刺激することが少なく、吐き気も起こりにくくなっています。

検査中に会話ができるほど自然な状態を保てるため、精神的な負担も軽減されます。

また、検査に強い不安を感じる方には鎮静剤の使用も可能です。

鎮静剤を使えば、眠っているような感覚のまま検査を終えることができ、苦痛をほとんど感じません。

ATSUSHIメディカルクリニックでは、患者様の不安をできるだけ軽減できるよう、検査前に丁寧な説明を行っています。

経鼻内視鏡や鎮静剤の使用など、負担の少ない方法を提案し、安心して検査を受けていただける体制を整えています。

安心して胃カメラを受けられる工夫

胃の不調をそのままにしてしまう背景には、忙しさや年齢、過去の検査経験などさまざまな理由があります。

しかし、目に見える症状がないからといって安心できるわけではありません。

体の中では、気づかないうちに病気が進行している場合もあるのです。

胃カメラでしか発見できない病気も多く、初期のうちに見つけることができれば、治療の選択肢も広がり、回復の可能性も高まります。

現在では検査技術が進歩し、従来のような苦痛を伴わずに受けられる方法が確立されています。

体調に違和感を覚えたときこそ、自分の健康を見直すきっかけにすることが大切です。

後回しにせず、早めに医師へ相談し、必要に応じて検査を受けることで、自分の体を守ることにつながります。

さらに、鎮静剤を併用すれば、眠っている間に検査が終了するため、不快感や恐怖心を抱くことなく終えられる方も多くいらっしゃいます。

ATSUSHIメディカルクリニックでは、検査前の不安を軽減するために丁寧な説明を心がけており、経鼻内視鏡や鎮静剤を活用した、できるだけ苦痛の少ない胃カメラ検査を提供しています。

まとめ

「なんとなく胃の調子が悪い」と感じた場合でも、日々の忙しさや体調の変化を年齢のせいと決めつけ、受診を後回しにしてしまうことがあります。

しかし、体内の異常は外見や自覚症状だけでは判断できません。

特に胃の病気は、初期の段階で発見するためには専門的な検査が必要です。

自己判断によって重大な疾患を見逃してしまうリスクもあります。

現在では、胃カメラ検査も技術の進歩により、苦痛を最小限に抑える方法が選択できるようになっています。

体の不調を軽く見ず、違和感が続く場合は、放置せずに早めの受診を心がけることが大切です。

先延ばしにすることで得られるメリットは少なく、リスクばかりが大きくなる可能性があります。

気になる症状があるときは、ぜひ早めの検査を検討してください。

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