内視鏡検査 院長コラム

大腸カメラについて気になるQ&A

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静岡県浜松市のATSUSHIメディカルクリニック、院長の鈴木淳司です。

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)では、さまざまなことが気になります。

ここでは大腸カメラについて、よくある質問を紹介します。

とくにこれからはじめて大腸カメラを受けようと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

大腸カメラの検査前に気になること

診察の様子

Q.大腸カメラの検査をしたいと考えています。検査前に受診は必要ですか?

A.
検査前には、血液検査が必要です。

事前に来院できない方や、当日検査を希望される方は、大腸カメラの検査前にまずは血液検査をしますのでご了承ください。

また、半年以内に血液検査を受けたことがある方は、その結果をお持ちください。
(※検査結果を代替するため、血液検査をお持ちいただいた方は当院の血液検査は不要です)

Q.大腸カメラで麻酔は使いますか?

A.
当院では、麻酔を使用して検査しています。

検査終了と同時にすっきりと目が覚めるような苦痛の少ない内視鏡検査を目指しています。
麻酔薬にアレルギーがある方は、事前にご相談ください。

Q.大腸カメラの検査時間はどのぐらいですか?

A.
内視鏡の挿入は約3分、観察とポリープ切除は約7分の、合計約10分で検査と手術が終了します。

検査時にポリープが見つかった場合でも、入院の必要はありません。

Q.大腸カメラ検査と胃カメラ検査は同時に受けられますか?

A.
可能です。当院では、大腸カメラと胃カメラの同日検査を実施しています。

検査時間は合計約15~20分で終了します。
詳しい説明に関しては、受診時にご相談ください。

Q.検査前日の飲食の制限はどうなっていますか?


A.
前日夜9時までに、消化しやすい食べ物を少なめに召し上がってください。

夜の9時以降は、水やお茶以外の飲料を飲まないでください。

大腸カメラの検査当日に気になること

手術中の院長

Q.大腸カメラ検査の当日に薬を飲んでも良いですか?

A.
いつも飲んでいる薬がある方は、事前の診察時に「お薬手帳」など薬の種類がわかるものをお持ちください。

とくに「血液をサラサラにする薬(抗凝固薬、抗血小板薬)」や「糖尿病の薬」などを使用中の方は、検査当日までに必ず当院までご相談ください。

Q.体調が悪くなりました。検査はできますか?

A.
風邪症状や高熱がある場合には、日程変更をおすすめします。

検査当日に体調が悪くなった方は、すぐに当院までご連絡ください。

Q.生理になりました。検査はできますか?

A.
生理中でも大腸カメラの検査は可能です。

Q.車を運転しても良いですか?

A.
鎮静剤を使った検査では、検査当日の運転はできません。

公共交通機関もしくはご家族やご友人などの送迎でお越しください。

大腸カメラの検査後に気になること

Q.検査後の食事はすぐにできますか?

A.
体調を確認しながら、消化の良い食べ物を召し上がってください。

ポリープ切除や組織検査をした時には、食事内容に制限がかかることもあります。
詳しくは医師までご確認ください。

Q.検査後はすぐに帰宅できますか?

A.
検査後は院内で30~40分ほど休憩していただいてから、検査結果を説明しています。

その後、体調に問題がないようであれば帰宅できます。

Q.大腸カメラの検査後、生活に制限はありますか?

A.
ポリープを切除せずに検査だけ受けたときには、いつも通りに生活できます。

もし検査中にポリープを切除したときには、以下の点に注意してください。

・ポリープ切除後、5~7日ほどは消化の良い食べ物を摂取してください。
・刺激物やアルコールの摂取は控えましょう。
・激しい運動や遠方への移動は避けてください。
・入浴は湯船を使わずに、シャワー程度にしましょう。
・体に力を入れる、重い物を持つなどの腹圧のかかることも控えてください。

その他、生活上の注意について気になることがあれば、いつでもご相談ください。

まとめ

静岡県浜松市にある当院では、大腸カメラと胃カメラの同日検査を実施しています。
大腸カメラに関する疑問・質問などがあるときには、いつでもお気軽にご相談ください。

大腸内視鏡検査について詳しくは【こちら

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