人間ドック 院長コラム

20代・30代でも要注意!動脈硬化の危険性

投稿日:2021年12月28日 更新日:

静岡県浜松市のATSUSHIメディカルクリニック
市野検診センター(人間ドック)、院長の鈴木淳司です。

年齢を重ねるほどさまざまな病気にかかりやすくなるイメージはどうしてもあります。
しかし、自覚症状がなくても20~30代といった若年層も病気が隠れていることがあります。
その原因として関与しているのが「動脈硬化」です。
ここからは、若年層でも注意したい動脈硬化の危険性について解説します。

院長鈴木淳司

動脈硬化が心臓病や脳卒中の原因に

「動脈硬化」とは、コレステロールが血管にたまり、血管が狭くなって血流が悪くなってしまうことです。
血管には、臓器で使われた血液を心臓に戻す静脈と、心臓から臓器に血液を送る動脈があります。
動脈硬化になると、本来の動脈としての働きがうまくできなくなるのです。

たとえば、ホースの穴が大きいほど水の量や勢いは激しくなります。
このとき、ホースの穴が小さいと水は少ししか流れなくなります。
しかし、どうしてもたくさん水を出したいときには、蛇口を大きくひねって水をたくさん入れようとします。
血管もこれと同じで、ホースの穴である血管が小さくなると、血液を各臓器に行き渡らせるために血液を送り出す心臓の動きを強めます。
つまり、正常な場合に比べて心臓に大きな負担がかかってしまうのです。
そのため、動脈硬化になると心不全・心肥大・心筋梗塞・狭心症などの心臓の病気が起こりやすくなります。
さらに心臓以外にも首や脳にある太い血管で動脈硬化が進んでしまった場合、脳卒中になる危険性もあるため注意が必要です。

動脈硬化は若年層でも起こる

動脈硬化は、加齢以外にもさまざまな要因によって進行しやすくなります。
たとえば高血圧、糖尿病、肥満、喫煙、ストレスなどの影響によっても動脈硬化は進行しやすくなるのです。
20代、30代といった若年層でも上記のような要因が複数あると、動脈硬化が起こりやすくなります。

また、動脈硬化は進行しても痛みなどの自覚症状はありません。
心臓病や脳卒中といった病気の発生を予防するためにも、偏った食事や運動不足といった生活習慣に心当たりがある方は、動脈硬化が起こりにくい生活を心がけましょう。

動脈硬化を調べたいなら人間ドックへ

動脈硬化が不安なときには、定期的な人間ドックの利用がオススメです。
ここでは当院で実施している代表的な動脈硬化の検査について「眼底検査」と「血液検査」を紹介します。

眼底検査とは?

眼底検査は、眼底カメラなどの器具を使って、眼球の奥にある血管などを調べる検査です。
この検査により、白内障・緑内障といった目の病気以外にも高血圧、糖尿病といった動脈硬化を進行させるような病気の状態がわかるのです。

この検査で高血圧や糖尿病などが見つかったときには、内服薬などの治療をおこないます。
検査で病気を発見し、適切に治療することで、動脈硬化の進展を遅らせることも期待できます。

血液検査

いわゆる善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)などを調べられる検査です。
HDLコレステロールの数値が低いと、血液中にあるLDLコレステロールを回収しにくくなるため動脈硬化の危険が高くなります。

またLDLコレステロールの数値が高いと血液中にコレステロールが多い状態となり、血管壁にコレステロールが蓄積して動脈硬化が進行しやすくなります。

動脈硬化の有無や程度を知りたいとき、生活習慣病が不安なときには眼底検査・血液検査・内服治療ができる当院まで、いつでもお気軽にご相談ください。

まとめ

心臓病や脳卒中の原因となる動脈硬化は、20代・30代といった若年層にも起こることがあります。
動脈硬化が進行したとしても、痛みなどの自覚症状はありません。
動脈硬化が心配なときには人間ドックなどの検査を受けるのがオススメです。

静岡県浜松市にある当院では、人間ドックを受けていただけます。
動脈硬化が気になる中高年はもちろんのこと、健康が気になる20代・30代といった若年層の方もぜひご相談ください。

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