人間ドック

テレワーク時代の悩み!運動不足の方は定期的な検査をしよう

投稿日:2022年3月23日 更新日:

静岡県浜松市のATSUSHIメディカルクリニック
市野検診センター(人間ドック)、院長の鈴木淳司です。

コロナ禍のテレワークや外出自粛生活によって、毎日の運動が不足していると感じてはいませんか。
普段はあまり気にしていなくても、生活習慣の変化によって
なんとなく体が重たく感じているなら、運動する時間が足りていないのかもしれません。

ここからは、運動不足で引き起こされる体の変化と健康診断について解説します。

院長の鈴木淳司

コロナ禍のテレワーク

テレワークとは、会社まで出勤せずともパソコンなどを使うことで遠隔地でも仕事ができるという働き方です。
コロナ禍の影響によって、一般的に広まった働き方であるといえるでしょう。
テレワークになると、1日のうち座っている時間が長くなります。
通勤によって体を動かすことが減るため、以前と同じような仕事をしていたとしても、どうしても運動不足になりやすいのです。

もともと普段から積極的に運動していない方の場合には、徒歩や自転車など通勤時に体を動かすことが運動になっていた場合もあります。
テレワークを開始してから体が重たい、むくみやすいなどと感じているときには、もしかすると毎日の運動量が不足しているのかもしれません。

テレワーク以外にも、コロナ禍によって外出自粛しなければならない場面もあり、さらに運動不足が起こりやすくなっていることでしょう。
もしも運動不足の自覚があるときには、休憩時間に小まめに体を動かす、近所を散歩してみるなど日常生活における隙間時間を上手に使って運動するよう心がけましょう。

運動不足で注意したい検査項目とは

定期的に健康診断を受けている方は、前回の結果と見比べてみると現在の健康状態を確認しやすくなります。
とくに運動不足の方で注意したい項目について紹介します。

体重

前回の定期健診よりも体重が増えたときには要注意です。
肥満は生活習慣病である高血圧・糖尿病・動脈硬化・脂質異常症を引き起こしやすい状態です。
これらの生活習慣病は、日本人の三大死因であるがんや脳血管疾患、心疾患の危険因子として知られています。
生活習慣病を放置しておくと、さまざまな病気が起こってしまうのです。

BMI

体重が増えたときには、BMIという数値も一緒に確認してみましょう。
BMIは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」という計算で求めることができます。
この数値が25以上の場合には肥満に該当するため適切な体重コントロールが必要となるのです。

γ-GTP

また、テレワークによって飲酒量が増えたと感じているときにはγ-GTPの数値を確認してみましょう。
γ-GTPは肝臓の機能をあらわしており、数値が高いほど肝機能が低下しているのです。
過度な飲酒は肝臓にとっては大きな負担です。
そのままの状態を続けてしまうと、肝障害・肝硬変・肝臓がんといった病気の原因にもなります。
γ-GTPの数値が高いときには飲酒の習慣を見直すように心がけましょう。

健康診断で気になる数値が出たら人間ドック

もしも健康診断で気になる結果が出たときにはさらに詳しい検査をしてみるのもよいでしょう。
企業などでおこなわれている定期健診では、おおまかな健康状態がわかっても詳しい検査が必要なこともあります。

とくにテレワークなど生活習慣の大きな変化があった方や影響で運動不足を感じている方、飲酒量が増えた方などは人間ドックの定期的な利用を考えてみましょう。

まとめ

コロナ禍によって今までとは異なり、生活習慣が大きく変化したなら健康診断の結果に注意してみましょう。
とくに体重やBMIの増加、γ-GTPの悪化があるときには詳しい検査を受けてみるのが大切です。

静岡県浜松市にある当院では、各種プランと豊富なオプションによりご要望に合わせた人間ドックが受けられます。
体の中で気になるところがあるときには、ぜひお気軽にご相談ください。

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