腹痛があるとき、すぐに受診したほうがいいの?

静岡県浜松市のATSUSHIメディカルクリニック、院長の鈴木淳司です。
「ちょっとお腹が痛いな」と感じることは、誰にでもあることです。
こうした軽い腹痛の場合、多くの人はしばらく様子を見て、自然に治るだろうと思うことが多いでしょう。
しかし、腹痛が続く場合や症状が異常に感じる場合には、病院での受診を考えるべきです。では、腹痛があるときに受診する目安はどのような状態でしょうか。
まず、1週間以上続く腹痛がある場合は、受診を検討するべきです。
軽い腹痛でも長引けば、消化器系の異常が原因の可能性があります。
また、痛みの程度も重要です。
今まで経験したことのないほど強い痛みがあれば、すぐに医師の診断を受けた方がいいでしょう。
自分で動くのも辛いほどの痛みがある場合には、救急車を呼ぶことも視野に入れるべきです。
腹痛の感じ方は人それぞれです。
持続的に続く痛みや、波のある痛みなど様々な種類がありますが、特に注意が必要なのは痛みが持続している場合です。
持続的な痛みがあるときは、腹部に何らかの炎症が生じている可能性があるため、「いつもの痛みだから」と放置せず、消化器内科を受診することをおすすめします。
消化器内科での初診では何をするの?
消化器内科を初めて受診した場合、医師はまず詳細な問診を行います。
現在の症状(腹痛、胸やけ、吐き気、便秘や下痢など)や、過去に消化器系の病気にかかったことがあるかなど、健康状態を細かく確認します。
その後、腹部の触診や聴診が行われ、必要に応じて採血、検尿、レントゲン検査なども実施されます。
診察結果に基づき、疑われる疾患の可能性を考えながら追加の検査や治療が行われます。
例えば、腹痛がある場合は胃カメラや大腸カメラによる検査が行われ、胃潰瘍や大腸ポリープ、腫瘍の有無を調べます。
さらに、採血で肝臓の数値に異常があれば、肝炎や肝硬変の可能性を考慮して追加の検査が行われます。
初診時に疾患が確定することは少なく、疑わしい疾患を特定し、症状に対する治療を進めていくことが多いです。
医師との相談の中で、最適な治療方法が決まります。
消化器内科の受診のタイミングは?考えられる病気は?

消化器内科を受診するタイミングは、腹痛や吐き気、嘔吐、便秘、下痢などの症状が現れたときです。
特に、強い症状がある場合や異常を感じた場合は、速やかに受診することが重要です。
例えば、嘔吐に血液が混じっている場合などは、緊急性が高い状態であり、すぐに病院へ行く必要があります。
一方で、胸やけや軽い不快感など、明確な症状がない場合は受診を後回しにしがちです。
しかし、これらの症状が慢性的に続く場合は、何らかの疾患が潜んでいる可能性があります。特に、1か月以上続く症状は要注意です。
慢性的な胃痛が続いている場合、胃潰瘍や胃炎の兆候が考えられます。
また、反復する胸やけや胸の焼けるような痛み・不快感がある場合、逆流性食道炎の可能性があります。
食生活の変化に関わらず、下痢や便秘が続く場合は、炎症性腸疾患や過敏性腸症候群などが疑われます。
さらに、皮膚や白目が黄色くなることがある場合は、肝臓疾患や胆石が疑われます。
右側の脇腹に痛みを感じる場合、肝臓の炎症が原因である可能性があります。
まとめ
病院を受診するタイミングは、我慢できないほど激しい症状がない限り、「これくらいなら大丈夫かな」とつい後回しにしてしまうことが多いものです。
しかし、腹痛や胸やけ、吐き気、便秘、下痢などの症状が慢性的に続く場合、「体質だから」と自己判断せず、受診を検討することが重要です。
特に、1か月以上続く症状は、早めに専門医を受診することをおすすめします。
浜松市周辺にお住まいの方で、そういった症状に心当たりがおありならぜひ当院ATSUSHIメディカルクリニックをご予約ください。