内視鏡検査

寝ているだけで検査が終了!胃大腸内視鏡検査とは

投稿日:2021年4月2日 更新日:

静岡県浜松市のATSUSHIメディカルクリニック
市野検診センター(人間ドック)、院長の鈴木淳司です。

胃大腸内視鏡検査とは、胃と大腸の内視鏡検査(胃カメラと大腸カメラ)を一度にする検査方法です。
単独でのそれぞれの検査に比べると、さまざまなメリットがあります。
今回は、胃大腸内視鏡検査のメリットとデメリットについてご紹介します。

胃大腸内視鏡検査のメリット

当院では、内視鏡検査を快適に受けていただくためにさまざまな取り組みをしています。
まずは当院での胃大腸内視鏡検査のメリットについてご紹介しましょう。

痛みがなく寝ている間に検査が受けられる

検査中には麻酔薬を使用しますが、意識がある場合は緊張や不安などによって内視鏡挿入時などに痛みを感じることがあります。
とくに緊張しやすい方は、その不安が痛みとして顕著に現れやすいでしょう。

当院では、検査中の苦痛を減らすために従来よく使用されていた苦みのある喉麻酔は用いず、独自の鎮静法によって寝ている間に検査を受けられます。

眠気の残りにくい鎮静法が使える

当院では、一般的な鎮静法を見直した独自の鎮静法を利用しています。
そのため検査が終了したと同時にすっきりと目覚められます。
以前に同じ検査で麻酔後のふらつきが気になった方はぜひご相談ください。

下剤を飲まずに検査が受けられる

従来の検査では、独特の風味がある液体下剤を1~2L服用する方法が主流でした。
ただし、この方法は患者様の負担が大きい方法で、つらくて苦しいというイメージが多く、大腸カメラを受ける際の苦手意識に繋がっていました。
当院では、胃カメラ中に下剤注入を終わらせることで患者様の負担を減らすように努めています。

1日で胃と大腸のどちらも検査できる

胃カメラと大腸カメラのどちらも利用しようとすると、別々の日に検査をしなければならなくなり忙しい日々を過ごしている方の負担になります。
胃大腸内視鏡検査は、1日で胃と大腸の検査が終了するため忙しい方でも安心して検査を受けていただけます。

胃大腸内視鏡検査のデメリット

ここからは胃大腸内視鏡検査の際に注意したい内容についてご紹介します。

単独の検査よりも費用がかかる

胃カメラ単独・大腸カメラ単独の場合と比べると、胃大腸内視鏡検査は2つの検査を一度にするためその分費用がかかります。
詳しい費用につきましてはぜひお気軽に当院までご相談ください。

事前の診察が必要になる

胃大腸内視鏡検査では、同日に胃内視鏡検査(胃カメラ)と大腸内視鏡検査(大腸カメラ)をします。
スムーズに検査を受けるためにも事前チェックが必要です。
とくに現在なんらかの薬を服用中の方は、検査日に合わせて薬を服用していただくようにご説明いたしますので、お薬手帳や薬剤情報提供文書など薬の種類や用法用量などがわかるものをご用意ください。

胃大腸内視鏡検査の流れ

当院でしている胃大腸内視鏡検査について、検査当日までの流れについて簡単にご紹介します。

<検査前日まで>

検査前日までに、事前診察が必要です。
血液検査やお薬相談などがありますので説明しました内容に沿って検査前日をお過ごしください。
なお、半年以内に血液検査や感染症検査などを受けられたときにはその結果を代用できますのでぜひお持ちください。

<検査前日>

いつも服用しているお薬は事前診察で医師に説明された内容を守ってお使いください。
21時までには、胃腸に負担となりにくいような消化のよい夕食を軽めに済ませてください。
水分摂取は、21時以降は水とお茶のみにしてください。
就寝前には、当院からお渡しした下剤を服用してください。

<検査当日>

当院からお渡ししたガスモチンを服用してください。
朝食は食べずに、朝9時までにご来院ください。
少しであれば、水やお茶をお飲みいただいてもかまいません。
その他、気になることがあればぜひ事前診察時にご相談ください。

まとめ

静岡県浜松市で胃カメラ大腸カメラを受けたいと考えている方はぜひ当院をご利用ください。
当院独自の鎮静法によって負担が少なく寝ている間に胃カメラと大腸カメラを終わらせられます。
ご興味のある方は、いつでもお気軽にご相談ください。

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